春に聴きたい曲。Mr.Children『ハル』
~ハル~
アルバム『SENSE』収録の10曲目。
9.fanfare や 11.Preludeというファンからの評価が高い2曲に挟まれた、
落ち着いた優しいピアノから始まり、後半は壮大なメロディーになっていく。
SENSEには他にも2.擬態 や 5.365日のようなメジャーな曲が集まるんだけど、
この曲がたまらなく好き。
春の風に 世界は素晴らしいなって少し思えた
それを知らせるサインだったんじゃないかって考えたりもしてる
行き詰ってた日々に束の間のご褒美をくれる
ふとした春の風が、あれこれ考え悩んでた自分に、“ 今は少しゆっくりしなよ ”って。
背負いこみ過ぎて、疲れて、そんな時吹いた春の風が自分の悩みなんて小さいんだよ、
世界はもっと素晴らしんだよ、と教えてくれる。という感じの歌。
僕も春という季節が奏でるものから、助けられたといったら大げさですが、
心をふっと軽くしてもらった事が何度かあります。
冬の寒さに引きこもりがちだった自分を温かく包んでくれた春の陽気。
見事な薄桃色で春の到来を教えてくれる近所の満開の桜の木々。
つくし、たんぽぽ、春の風、春のセンバツ高校野球も。
春って好きです。優しい。ちょうど良く温かい。
冬の厳しい寒さを乗り越えて、またこれから1年頑張ろうねって言ってくれるような季節。
この歌を聴いて、また春を感じて。新たな思いになって。
この桜を次見る時は、来年見る時は、自分ももっと成長していたいと思うし、
また同じようなささやかな幸せを感じれる人間でありたい。
ミスチルのハルを聴くと今年も無事に春を迎えられたんだなと、優しい気持ちになります