GLAY『May Fair』という曲。
GLAYが1998年に出したアルバム『pure soul』
僕が好きなアルバムのひとつである。
発売当時はGLAY、ラルクアンシエル、LUNA SEA等のロックバンドが
音楽の時代を築き上げていて、出す曲出す曲ヒットしランキングを賑わせていた。
クラスにもGLAYが好きだ、ラルクが好きだという奴も多かったね。
なんつうか、純粋にカッコよかったし、それでいて、曲も良い曲でね。
そして今、僕は彼らが人気絶頂で音楽を席巻していた当時の年齢に追いついた。28歳。
そんなGLAYのpure soulの3曲目にある、
『May Fair』という歌がこのアルバムはともかく、自分の人生においてとても好きな曲である。
その前の2曲とは対照的なやわらかい曲調で、
ふと日常の喧騒から離れてひとり佇みたい時、人生の分岐点や日常での様々な別れや出会い、切なさもあるけど胸に希望を抱いて歩いていこうか
というような歌詞とメロディ。
この曲を聴くと、心を切なくも優しくも前向きにもしてくれます。
この曲とBELOVED(96年)のどちらをシングルにするかという話があったらしいので、TAKUROはこの曲を若干25歳で作り上げていたという事か。
生粋のメロディメーカーでもあるし、沢山の名曲と色んな場面で共感する歌詞を作る、このTAKUROさんという人間はどのような感受性と人間性を持ち、それを育てどのように人生を過ごしていたのだろうと思う。
一度お会いして、お話して、彼の人生観、友情観、価値観に触れてみたいな。
そんな機会なかなか無いか!(笑)
この『pure soul』の中に誘惑、SOUL LOVEという98年を代表し今もカラオケで歌われる2曲が入っていながら、僕の中ではシングル化していないアルバムの1曲の『May Fair』がその2曲をも凌ぐほど好きで聴き入っている。
果たして昨今の音楽ランキングを彩る曲達が正直、10年後、20年後に人の心に残っていそうな曲はあるだろうか。
好きな部分 ↓
“ 新しい旅立ち住みなれた街並 行き先は違うけどきっと大丈夫
愛も夢も希望とやらもポケットにつめ込んで
そして片道のチケットを握りしめた ”
隠れた名曲『May Fair』聴いてみて下さい。