男の友情。井端弘和の引退会見。
“ 『他人の気持ちになって考えろ』と言われてはきたけど
想像を超えて 心は理解しがたいもの ” ですね。
これは僕の好きなMr.Childrenの「口がすべって」という歌の歌詞の一部分なんですが。
どんだけ心で相手を思ってても、口で言葉に出しても、相手が持つ本当の気持ち・本音自体は見えないもんっすよね。
もちろんお互いの関係性や口調などによって、伝わる事も多々ありますし。
読売巨人軍・井端弘和の引退会見が心にグッと来るものがあった。
引退自体、ビックリしたというか寂しかったのが正直なとこですが。
んで、引退の理由を聞かれると、監督就任が決まった高橋由伸への思いを口に。
(引用)
「同級生の由伸より長くやることは絶対にないと思っていた。昨日、彼が現役を引退して電話をもらって、それからやめようと決めた」
「同世代のスターで高校、大学とずっと見てきた。由伸がやめる時はやめると決めていた。最後に一緒にプレーできて一緒にやめられる。これほど素晴らしいことはない。彼のおかげでいい野球人生を送れた」
いつもベンチで隣に座っていたけど、ここまでの友情があるとは知らなかった。
ただ同じチームの同級生で仲が良いってだけではなかなかここまで言えない。
そのすがすがしい表情や話し方に、この友情は本当なんだろうなと思ったわけです。
現役引退の寂しさと共に2人の関係性に感動しました。
冒頭に言ったように、他人の心は想像を超えて理解しがたいものですが、
お互いに信頼、信用があれば、そんなことを理屈で考えることなんてどうだっていい。
俺にも、自分の言葉でそういう事を言える友人、間柄がいる。
と思う。
大事にしよう。
井端!来年は巨人のコーチとしてよろしく!